短尺整経技術はおまかせください。
いかにCGSが発達し、織物の色調がわかるとはいえ、風合まで合成することはできません。
バイヤーや消費者の総合的な感性に直接訴える手段としては、実際のサンプルを手にとって見ていただくことに勝る方法はありません。
サンプル織物に代表される、短尺整経を効率的に行い、生産品目の幅を広げてゆかなければ、市場のニーズに追随できません。
衣料にしろ、資材にしろ、ユーザーへのアピールと、製織性の事前確認が同時にできるサンプル製織の準備を簡単に行えるよう、私共は短尺整経の技術を提供します。
多品種小ロットの本番織物製造
消費者ニーズの多様化で、数百メートル以内の小ロット製造が要求されるようなりました。従来型の部分整経機ではボビンの小割り、クリール立て、綾取り、切断、隣接バンドへのくくりつけ等、わずかな反数のためでも多くの手作業が必要です。全自動サンプル整経機「NAS」シリーズや、自動部分整経機「K7A」では、手作業が大幅に軽減される為、小ロットの受注も無理なくこなすことができます。
整経のための仕掛けを終えると、機械は自動的に運転を継続するので、巻き終えてビーミング作業を行うまで、オペレーターは機械に目が届く位置で、全く別の作業を行うことができます。あるいは、1人のオペレーターで、複数の整経機を管理することも可能です。